未経験・異業種からSE(システムエンジニア)に転職した体験談をまとめます。
自身の3度転職した経験を含め、これまで知り合ったSEの仲間、その仲間の更に仲間からもお話聞きました。
飲食業からSEへの転職までの体験談
料理の専門学校を卒業後、飲食店で約7年勤務。
同じ店という訳ではなく、点々としていたので下っ端扱いの所もあれば、リーダークラスも経験。
給料もどこも20万中盤。連休とか殆どなかったし、若かったのに体がキツイばっかり言っていた。
とりあえずこの業界を辞めようと思ったが、自分にできることがないのが現実。
ハローワークや転職サイトを見るもピンとこない。
そんな時、地元の友人からSE(システムエンジニア)の話を聞いた。
漠然とパソコンを使う職業で、プログラムとか難しいことをやる仕事なんだろうなと思っていた。
エクセルやワードなど飲食でも使う機会はあったが、その程度。何ができるわけじゃない。
その後、詳しい話を聞いていくうちに、SEに興味が生まれた。
「将来安定」に惹かれていたし、全く別のIT業界への憧れ、何より手に職をつけたい!という思いはあったので飲食を辞めた。
正直SEというものがはっきりと何なのかわからないままだったが、友人に「IT業界で人手不足なのはSE、だから未経験でもチャンス」と言っていたのでSEの転職を決めた。
プログラミングなどPCスキルのためにスクールに通うことや職業訓練などある程度知識を入れようと思ったが、「現場での経験がものを言う世界」と言っていたし、「研修があるところに入れば何とかなる」とも言っていたので、軽く参考書を読む程度にし、転職活動していた。
大手の転職サイトへ登録し求人はそれなりにくるが、やはり未経験だから条件が良いものなんてなかった。
いくつか書類審査や面接もしたが、見事に落選。
友人のアドバイスで未経験歓迎を推しているとこと、研修ありなど育成に力を入れてるようなところがおすすめと聞き、そういったところを受けていった。
すると面接まで行くようになり、結果、数社採用されることになった。
その中で条件と育成に力を入れているところに決めたが、そこは転職サイトで探し、直接その企業にHPから応募したところだったw
結果論だが、その流れの方が実にスムーズに採用まで辿り着いた。
入社後は周りが自身が全くの未経験ということをわかっているので、優しく接してくれた。最初は初めて見るプログラミング画面に戸惑ったが、何を覚えるべきか、実務で役立つこと中心にを教えてくれた。
確かに難しくてわからんという思いはあったが、嫌になるというものではなかった。恐らく相当教え方が上手かったんだろう。
指導してくれていた人も0から詰め込む方が楽だと言っていた。
3ヶ月ほど研修していたが、すんなり実務に入っていけた。
その後先輩の元で経験を積んでいき、徹底的に設計の全体像を把握、チームでのコミュニケーション、管理の重要さを学ぶ。
想像していたより、残業もなかった。
また体力的には、休憩など自分次第のところがあるから楽。
慣れてくると1つのものをみんなで作り上げる喜びを感じていた。
それは3年経った今でも続いている。
給料も責任も飲食の頃とは比べものにならない!
未経験でのSE転職で言えることは、研修など未経験者育成に力を入れている会社を選ぶことが全てです。
もちろん、入社してから意欲的に学ぶ努力、姿勢は必要ですよ。
体験談から学ぶ未経験のSE(システムエンジニア)転職のまとめ
未経験、異業種からSEへ転職した体験談から以下のことがわかります。
- SE業界は人手不足なので未経験でも転職できる。
- 転職サイトや転職エージェントを通さなくても転職できる。
- 未経験推しの募集が転職しやすい。
- 全くの未経験の方が入社してから楽。
- 研修があるところに転職することが重要。
- 研修、試用期間終了後、実務でも先輩のバックアップ。
- 飲食業より給料、待遇は劇的にアップ。やりがいもある。
まとめてみると、システムエンジニアと言っても特別難しいことはないことがわかります。
一言で言うと、未経験であっても深刻な人手不足により手厚い歓迎ムードにあるということです。
よって未経験でのSEへの転職おすすめと言えます。
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